地震発災から3~12時間たてば、隣接の広域救助隊・自衛隊・赤十字・放送メディア。最終的には、イヤという程のボランティアが集まって来ます。
各々が主となり、活動を行うのですが、外目から見ても連携がとれていない事が伺いしれます。
特に、危険への情報が少ないですね。
ボラは自責の活動ですが、危険と分かっている活動は避けなければなりません。しかし、初期の段階では、全てに緊急性があり、危険と背中合わせである事も事実です。
『自家用車で負傷者を運んでいる方。』『生き残った発電機を避難場所に移送する企業。』『空いたスペースを救護所に、と整理する事業所』などなど。
当初は「民」の自発的行為が「主力」であり、全てに緊急性がある!のです。
地震の場合、管外者からは「どこからが被災地なのか?」が見えないのです。(グラデーションゾーンは被災地なのか?ライン引き出来ない。)
その反面、渦中では「どこが一番被害が大きいのか?」も見えませんし、ひょっとすると「向う先が一番被害が大きい」かも知れないという事。
では、安全に行動する為の情報を、どのように仕入れるかというと、移動先で、自衛隊や消防隊と出会います。そこで、彼らから情報を求めてみます。
発災当初なら、「今からこの方面に行こうと思うが、道路状況はどうか?」と訪ね、活動者ならば「皆さんはどこに向うのか?」「共に行動しても良いか」をお願いしてみます。
「公」が向う先には、必ず「民」が救いを求めています。
その地で、彼らと供に「民」で出来る事を行い、また、「公」の為にも「ここにも救助者が居ます!」などと、連絡要員になってあげる。
そんな、関係を保っておけば、「そこは危険物があるから見張ってて!」等と、危険をいち早く知らせてくれる事でしょう。
発災当時の現地では、緊急車輌のサイレンも鳴り響き、止む事もありません。そんな中、報道メディアも必死に情報を求めにやって来ます。
それが引き金となり、上空ではヘリが引き締めあう状態が続き、瓦礫の下の「声にもならないヘルプ」も、聞き取れない状況となります。
報道も「公」との連携を持ち、共同の映像を配信してくれれば、ヘリの数も減るのですが…。(公共情報の配信統一化へ)
(※ここが「東日本大震災」時にD-Bookをご覧頂いた書記官が原稿になさり、枝野官房長が会見で用いた部分です。)
まして、地上ではチェーンソーや怒号など、「耳を澄ませられる状況では無い」事も頭に入れておいて下さい。
生き埋め者が居る現場では、音への配慮は特に必要だと思いますね。
※サイレントタイムを導入すると良い!(CB無線では古くから導入)
それから、水辺の作業にも危険が潜んでいます。
奥尻島やナホトカの重油流出事故といった、海を相手にする時は気象にも左右されます。日によっては高波が押し寄せ、危険と判断しなければならない事もあります。
大勢が集まると安心するのか、「少しぐらい高波が押し寄せても平気だ。」と、波打ち際ギリギリまで出てしまう。これが恐いのです。ボラしか居ない現場でよく見る光景です。
突然、あなたがその場から姿を消したら、誰か気付いてくれる方は居ますか?
それから、活動時の服装にも気を使いましょう。万一を考え、救助色を用いたライフジャケットを装着しておくのも、周囲へ存在を知らせられ、お手本にもなりますよ。
公と民の違い⇒それは「装備の違いダ!」
「公」は「それを行える専用のツールを持っている」事です。
消防ではポンプ車、救助車、救急車。自衛隊には炊出し、給水、ブル等の重機、さては防医まで。それを行う為の専門家が、専用の道具を抱えてやって来る!という事です。
この事を考えても、「公」との連携も大切だという事ですね。
防災とは「災いを防ぐ」こと
「民間防災」
民間防災は多岐にわたる禍に振り向いてもらうために仕掛けや企画を投げかけてまいります。
製作物では「防人司」のアイディアをカタチにしてお届けいたしております。
今しかできないこと
今だからやるべきこと
こんな世の中だから
やっておけばいいじゃないか。
先を越される前に…。
着て寝ることができたり、濡れても乾きが早かったり、人は着るもの着てないと動きようがない。
先ずは非常時に着る服に視点をおいてみると、いろんなものが付随して見えてきます。
皆様からの活動支援金は
■ゆうちょ銀行
■口座名:民間防災ボランティア
■記 号:13140
■番 号:2059091
にてお受けいたしております。
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