人様に迷惑をかけないように、自分のところを安全にしておこう!
本来ならこうあるべき所だろうが、実際に行動させる為には、周囲からの助言が無くては動けません。
と言う事は、この時点で既に「共助」からスタートする事となります。
もちろん、独居老人や在宅介護などの条件も含まれての事です。
自主避難も同様で、誰かが手をあげないと「人は動かない!」のも事実。
2011年3月26日11時10分 読売新聞
福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故で、「屋内退避」とされていた同原発から半径20~30キロ圏の住民について、政府が自主避難を促す方針を示してから一夜明けた26日、市役所が同圏内にある福島県南相馬市には、「どこに避難すればいいのか」などの問い合わせが相次いだ。
避難の準備のためか、市内のガソリンスタンドには車の行列ができているという。
市によると、人口約7万人のうち、市内には約2万人が残り、このうち20~30キロ圏には約1万人がいるとみられる。市役所には、25日午後から、「『避難の必要がない』と言われたので安全と思っていたが、違うのか」などの声が寄せられ、26日は朝から「避難したいがガソリンがない」などの問い合わせが相次いだ。市は25日までに計4488人の市民を県外へバスで避難させたが、25日に用意したバスへの希望者が少なかったことなどから「当面バスを出す予定はない」としている。市への相談の中には、「もっと前にバスに乗ればよかった」とこぼす声もあったという。
原発から30キロ近くに住む同市原町区の石材業佐藤時夫さん(61)は、「当面は自宅にいるつもり。しかし、残っても仕事はないし、物資もないのでどうしようか悩んでいる」と困惑していた。
誰かが手をあげないと出来ない事実。出来ても場所の選定はされているか?運営は?となる。しかも、自主避難場所まで独立歩行可能な方だけとも限らない為、搬送時の機具・道具類も考えておく必要があります。
時間帯によっては、住民が居ない場合もある為、自主避難の呼び掛け自体が、出来るのかどうか?となる恐れも…
自主性で避難する場合は、公的機関からの援助は得にくい為、食料、衣服等の生活品も一揃え持ち込む必要性が出て来る。かも…
内閣府「一日前プロジェクト」より
平成16年台風第23号(平成16年10月)
(徳島市 50代 男性 消防団員)
災害対応にあたっていると、避難する側の人の心構えが大事だなと思います。「犬を飼っているので、犬を連れていってもいいか」とか、「寝る布団はあるのか」、「食うものはあるか」とか、いろんなことを言う人もいました。
市営住宅の人たちを避難させに行ったときには、消防団が車で送り迎えしてくれるというような考えでいるから、なかなか自分から動かないんですよ。みんな乗用車を持っているんだから、各戸で誘い合って乗っていったらいいのに、悲しいかな、それができない。何度も車で往復しなければならず、時間もかかって大変でした。
それ以降、台風時などの出水については早目の避難ということで、住民の皆さん方には、早い形で自主的に避難をしてくださいというようなマニュアルづくりをしています。
これからは住民の皆さんが自主的に動く自主防災会のようなシステムをこしらえておく必要があると思いますね。
防災とは「災いを防ぐ」こと
「民間防災」
民間防災は多岐にわたる禍に振り向いてもらうために仕掛けや企画を投げかけてまいります。
製作物では「防人司」のアイディアをカタチにしてお届けいたしております。
今しかできないこと
今だからやるべきこと
こんな世の中だから
やっておけばいいじゃないか。
先を越される前に…。
着て寝ることができたり、濡れても乾きが早かったり、人は着るもの着てないと動きようがない。
先ずは非常時に着る服に視点をおいてみると、いろんなものが付随して見えてきます。
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