リサイクル・環境防災への足掛かりとなった生活の中からのアイディア品を発表


1995年「保水ボトル」

写真現像液の入った容器がたまたま多く積みあがっていたので、「どうにか活用出来ないものか?」と考えてみました。

 

「阪神・淡路大震災」時の問題点である「水」についての「穴」を埋める為、保水でき、消火にも使えるようにと打ち出した品です。

 

容量も2リットル単位とあり、子供でも持ち運びができるようにと考慮しました。

 

そもそも、薬品用の強度があるボトルですので、飲料用ペットボトルより自然劣化する期間も永くなりますし、半透明ですので、「集れん現象(レンズ効果)」がおきません。ただし、飲料用に使えないのがネックですね。

 

当時は、水炊き用より『トイレの水が無くて困った』そうです。しかも、地震の時は「消防用水利」はあてに出来ない事も立証してしまいました。

そこで、保水=トイレ+消火へ使うことをメインに考えた次第です。
常に水を溜めておけば、「水」をくむ時間が省かれるという事ですね。