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☆災害時の孤立集落


災害時に孤立の集落は約1万9000か所

〈2010年1月12日 21:53新聞配信〉

地震などの災害で生活道路が寸断され、中山間部の集落が孤立した場合に備え、避難訓練を実施している集落は約3割にとどまっていることが、内閣府の調べでわかった。

 

04年の新潟県中越地震では、旧山古志村などにつながる道路が寸断され、多くの集落が孤立した。

 

今回の内閣府の調査で、災害時に孤立する可能性のある集落は、全国の中山間部で1万7406か所、海岸部では1805か所あることがわかった。

このうち、孤立した際に外部との連絡に有効な衛星携帯電話が配備されている集落は2.3%、情報伝達や避難の訓練を行っている集落は約3割にとどまっていた。

 

内閣府は今後、水や食糧のほか、救助機材の備蓄を促し、孤立に強い集落づくりを目指す考え。

降雪時でも同様です。

道路の両端がふさがれると、その狭間に居る人は身動きがとれません。ではどちらがより安全なのか、その内の一方を選べと言われたら?

選択するには外核からの情報が必要です。では、外部とは何で連絡を取り合えるのか?を考えておくと良いのでは?

 

ふと感じたのですが、建物には二方向避難という条件があるのに、町並みに無いのはおかしいと思うのです。

 

袋小路なんて特にそうですが、行き止まりの多くはそれ以上先に進めない、いわば斜地が多いわけです。

となると「崩壊」すると、直接、家屋に影響することになりますよね。

 

せめて距離をおくための余裕地として、通路や道路状のものでワンクッションおいておくと気分的にも違うのです。

道路でいうゼブラゾーンや、敷地でいう「グリーンスペース」といった、「余裕エリア」ですね。

万一の時は「逃げ道」とすることもできますし、「退避」スペースにもなる空間です。

 

区画をする際の、条件にはめ込んでいただくと良いですよね。

 

それと、住宅を建てる時にも、気を回しておくと良いでしょう。