初動時のチラシとPOP
初回の犯行は5月に発生し、この時点では、車輌だけが対象とは断定出来ない為、あえて「不審火」と表現した。
《構成の意図》
★タイトル;チラシは物腰の柔らかい文言にし、住民へのあたりを考慮した。
POPは単刀直入に表現し、目を向けてもらえる様にインパクト付けした。
★背 景;発行当初は「連続性」とも断定も出来ず、バックのイメージはあくまでも火災を意識させるイラストにした。
★レイアウト;「防管協」を全面に出したのは、防火管理者は各事業所に存在する為、所在が明らかになりにくい事。犯人には脅威となり得る事。且つ、火災予防にうってつけである事。
また、当初からの狙いで、POP・チラシの背面に、ピンホールカメラを取り付けられる様、黒ベタでTMをレイアウトした。
下部には配付者名を載せられる様にし、配付枚数の確認が出来る様に考慮した。後期チラシには「配置先住所」を記載する様に改訂した。
これは、発見者が110番や119番時に、確実に住所が言える様にしたもので、通報が早ければ「検挙につながるだろう」との思いからである。
★本 文;先ず「住民」へ『何を行えば良いかをお知らせする事。』そして、長続きさせる為に、手間をかけないで防げる!事(水まき防犯)を掲載し、住民に興味を持たせる工夫を行った。その反面、犯人へは「水まきされている部分には入れないんだ!」という思惑も含んでいる。
★初回に同封した案内状
掲示・発行をお願いする為に、チラシの原本に同封した挨拶状。
★8月用チラシ発行時の案内状
当初から依頼していた店鋪宛に8月用の原本配付時に同封した挨拶状。
案内状には本来の意図をすべて伝えず、身構える事無く配付して頂ける様に、簡素な書き方にしました。
★A面;季節の変わり目でのアクションで、手に取る側に飽きさせない工夫が必要な為、「水まき防犯」用水溶液の作り方を掲載した。
★B面;エリア拡大の恐れを感じていた為、犯人へは威嚇する意味で仕向けた。住人からは、簡易監視装置の発想が良いとお誉め頂いた。
★A面;防犯ズ名で「水まき防犯」を促進させる為に作成。元職を中心に配付を依頼した。
★B面;SWATと同内容。「水まき防犯」の定着に利用した。
活動隊名を増やした理由には、配付依頼先が関係して来ます。やはり、その筋に依頼する為には、その方面の活動体が無いと動き辛く、配付しにくいですからね!
★A面;日暮れが早くなる事から、犯行時間も早くなる可能性を考慮。更には対象を「車輌」と表現し、駐車場内と車輌への「水まき防犯」を呼び掛けた。
★B面;目撃者を増やす為には「時差監視」を行ってもらう事。そして、怪しむ目を持たせる事。
チラシを手元に残してもらう為にも、人着表を掲載した。
連名にしたのは、多方面での活動者が居る事を、地域と犯人へ知らせ、且つ、デザインを変える事により、新鮮味を出す。そして、懸念される事項を掲載し、意識させる事を主に考えた。
10月には「災機隊」専用のハガキ型チラシも作成し、アンテナをかかげたクルマをモチーフに印象づけてみた。
これは、「アンテナを付けた車輌は、活動者である!」という、住民へ安心感を与える事と、犯人への威嚇をも考慮して用いた。
モービル無線を用いる発想は、当該地域には、建設会社・タクシー会社が多くあり、HAMのアンテナをあげている家屋も多く、それに伴い、モービル局も存在する為、無線使用者の存在を利用する策をとったもの。
同時に、当該地区のHAM家へは「災機」への参加もお願いした。
広域化を懸念し、当該地域の小学校を始めとする、中学校・高校に、チラシの原本と案内状を送付した。
冬季となれば、空気の乾燥により延焼火災も危惧される為、地域指定を行い、学童宅への配付を依頼した。
時節に合わせたビラを打っていると、一本の電話を受けました。
地元のテレビ局からで、POPの撮影許可と取材の依頼でした。
POPの撮影は許可したものの、未だ犯人が挙がっていない事もあり、存在を露にする事は不可能と思い、出演はお断りしました。
同時期に東京・大阪でも放火による火災が発生し、東京の事案ではゴミステーションに火が着けられ、「水まき防犯」を紹介させて頂きました。
消防団・町会・店鋪・学校から、同内容で一斉配付へ
★A面;地元中心型のイメージで「当該消防団」の広告を載せてみた。もう一つの狙いは、分団長の連絡先に何かのアクセスがあれば!と思い、仕掛けてみた。
★B面;「水まき防犯」も冷水季となれば凍結の心配もある為、「溶液の濃度を上げると不凍液になる」旨を書き足してみた。
尚、この時点で移動監視を室内監視に移行する。
今日までに、活動の筆頭先としてお願いしていた、「防火管理者協力会」「防犯ズ」「災害機動通信隊」「3町会の町会長」「学童保育所」へ、今までの動きを踏まえた、新たな策を提示し、協力を要請した。
★A面;住民の危機感も薄れだしている為、表現を変えてみた。
★B面;この面は冬季間は兼用とした。
窓越しの監視を薦める理由として、窓ガラスの結露があげられる。
室内監視としておけば、窓の結露を拭かせる事ができ、犯人からすれば「監視活動するお宅?」と勘ぐるだろう!
実際、外からの出火をいち早く認知するには、厚手のカーテンや雨戸を開けておく事です。
★A面;未だ有力な情報が無い為、チラシにピンホールカメラを仕込む裏ワザを、別紙で説明書きした。
★B面;検索犬の募集を呼び掛けたのは、「水まき防犯」とも活用出来る事を表現する為に掲載した。
★A面;2000年4月に、配付や見回りで動いて頂いた箇所へ、活動報告と合わせてお配りしました。
★B面;裏面には防火管理者協力会への参加申し込みを掲載し、広くPRさせて頂きました。
新聞にも取り上げられた消防団名のチラシ。
実はここでも所在を明かす事が出来ない為、消防団名で報道して頂いたのです。
新聞には寺町でも放火と報道されています。
当事案に携わっている間にも、寺町の寺院で講演会を開く予定でしたので、「まさか?!」と思った出来事でした。
というのも、警察からも「私たちの動きを気にしているだろう」と、聞いていたからです。
これにも理由があり、POPとチラシを貼った場所を避けて、犯行に及んでいる事が明白であり、一時は私たち活動者にも疑いを持っていたのです。
最終的には、協働する事になったのですがね。よかった よかった!
防災とは「災いを防ぐ」こと
アナタの町で「民間防災」
今しかできないこと
今だからやるべきこと
こんな世の中だから
やっておけばいいじゃないか。
先を越される前に…。
防災という言葉自体が「堅苦しい」と感じている人が100%です。
そこで様々な角度で切り込んでいける「防災人」を作っているのが「民間防災」です。
A)平時防災・防犯活動
何もおきていない時がポイント!
異常を知るには先ずは正常を知ることです。
B)非常時(有事)活動
テクニカル(知識や技術)な動きが必用!
に分類して
①平素からの警戒パトロール隊や資格・特技・趣味を用いた活動(通信や二輪・ドローンなど)チームの構築
②アウトドア・サバイバル・ミリタリー製品といった装備品の取り扱い
③防災・防犯企業体の構築
といった事業を基に、防災人万人化計画を展開しています。
中でも1995年の阪神淡路大震災時に作った「レスキューオレンジ」の活動服の反響が大きかったことで、防災服・災害服・活動服・避難着の製作にチカラを入れています。
避難着ともなる非常時ユニフォームは、着て寝ることができたり、濡れても乾きが早かったりと、「人は着るもの着ないでは動きようがない。」ということもあって、先ずは着る服を軸にすると、身に付けておくグッズや備えに目を向けることができ、至ところは「災いを気にして生きる」につなげて欲しいのです。
平時防災・緊急時活動・災害時支援活動で何かしたいと思っている方へ
「民間防災」の名称で仕掛けてみましょうか?!
仕掛けづくりと直接活動ができる民間防災の「地方事務局」を立ち上げてみましょう。
①行政区(県単位)では事務局として立ち上げることが可能です。
この時は事務局立ち上げルールに従ってお届けいただき、総合企画室の了承のもと開設運営に向かっていただきます。
②実動体として立ち上げることが可能です。
実動のメインタイトルを取り込んでいただいています。
例えば「災害機動通信隊 金沢」「地域警戒SAKURA 東京23」など
名称活用時の費用について
①設定名称の占有(独占する名称)
②事務局専用トレードマーク類(専用デザイン、権利付きデザイン物など)
身分証・マーク類はデーターにて納められます。
上記の占有項目を得られるのですが、他人へ無断流用するなど無責任行為に向かわれる方が出てきまして、デザイン物には参画する方々の身分確立の役割があり、かつ、デザイン版権もついてございます。こういった条件を考慮して初回にのみ3万円を頂戴し、大切に正しくお使いいただくように改めました。
なお、独立管理制では代表者(登録者)のみの監修となります。
自体内の管理監修は各々のチーム内で行ってください。
【民間防災の起動部門】
民間防災危機管理局【総合企画室】
J-PFEMA[Japan Personal Federal Emergency Management Agency]& Security-Wit Assist Team(直轄活動時)
【総合企画室】は多岐にわたる禍に振り向いてもらうための事業を企画・開発し、展開している「総括事務局」です。
・活動素材の発表
・活動チーム(体)の構築
・装備品などの企画・取り扱い
住民とのアクセス路線をグッズ販売で保つ。
防災・防犯意識昂揚につながるアイテムの販売を通じ、無頓着な方々とつながろうと考えました。この方法で「防災人万人化」へ向かいます。
ただいま金沢事務局、富山県下での事務局を募集中です。
皆様からの活動支援金は
■ゆうちょ銀行
■口座名:民間防災ボランティア
■記 号:13140
■番 号:2059091
にてお受けいたしております。
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