ボランティアの資質って?
そう聞かれれば「できる人が・できる事を・できる時にしていただける行為で、自責の活動です。」と誰もが答えます。
ボランティアが増えると営利企業体が泣く?
日本のボランティアに対するイメージが、無償で代償のない行為と受取られがちですが、実際には犯罪の多い地区からの依頼で、地域予算を頂いての活動もあります。
しかし、この活動も度が過ぎると、実は営利企業体に影響をおよぼす事があるのです。
特に防犯面では、警備会社という営利体が存在しています。
そこへ少額でボランティアが動いてくれるとなると、警備業者・企業の仕事を奪う事にもなりかねません。
私達ボラの悪い癖ですが、行政や営利体が動く前に活動してしまうと、社会のバランスを崩す恐れもあるということです。ボラは何やってもOKとはならない事も知っておいてください。
災害復興の時も、被災地全体が自立出来る様、経済を巻き込んで行かなければなりません。
これが自治行政も住民も、その時から新たな時代を向かえられる様に、足掛かりを得るタイミングとなります。
災害規模が大きくなればなる程、被災地以外での経済活性を考えて頂かねば、自治行政の破たん、次に国自体が破たんする事になります。
このバランスを取るにはボラ活も一線を引き、あくまでも自助と共助の枠を超えない程度にルール化しておきたいものですね。
それと、まだ続ける必要があるのか?など、その活動自体の必要性と切り上げるタイミングも判断出来る様にしておきましょう。
そうしないと延々続けなければならなくなりますので…。
2011年3月11日に発生した「東北地方大平洋沖地震」(東日本大震災)では、初動のボランティア達には待ったがかかりました。
無理して入られた方も居られますが、大半が近隣の方でした。
遠方のボラを含む支援隊には、道路事情が見えず、入ってくる情報は広域に交通網が寸断された状態。電気通信網も広域で停滞。燃料の供給を一時ストップさせる(パイプラインでの供給の事)。その為、地震での影響がなかった隣接県でも、都市ガスなど、パイプラインを使う一般家庭へも供給元で停止の可能性もある。これは、連鎖火災を防止する為、揺れによる自動停止が作動した部分と、任意で停止した部分がありました。
工業界でも同様で、石油コンビナートも供給弁を閉鎖。重油もガスも供給されない状態でした。自動車用ガソリンも生成不可能な為、販売店に供給出来ず。
さて、この状況下での活動者はというと、
創造(想像)性豊かじゃないと出来ないですね。
この程度の情報から、被災地域や被災者の立場になって、自分なら今必要となるものは何か?を考え、既に準備に入っている瞬間。これが押さえが効かなくなる瞬間でもありますね。
結局、人よりも早く動く事が「良し?悪し?」にも結論を出せずにいます。
この際ですから、悪い(と言い切れない)ケースを書いておきましょう。
自己満足なのがボラの世界です。
決して悪い意味には取らないで下さい。
報道などで取り上げられたり、表面化する部分が少ないという意味でです。
しかも、達成感がある場合と、途中下車してしまう場合もあります。
これを皮肉と受けるかは人それぞれでしょう。私的にはボラはメジャーにならないでも良いと思っていますので…
しかし、一連の活動者には、各々が抱く「誇りと信念」を持っています。だから奉仕活動となるのでしょう。
民防では、「救う側に立っての信念は脱ぎ捨てるべき」とお伝えしています。これも、救われる側に立たないと、必要性が見出せないからなのです。
「救おう!」が旺盛になればなる程、まつわる総てを一人に背負わす事となり、終いには後に続け!が出来なくなってしまう。
救助用品から救出グッズ、さては救命用専門ツールやレスキュー車まで必要となったら、それは自主防災や「公」の所管でしょう。
それよりも、「内助の功」「縁の下の力持ち」的な活動を軸に考え、周囲の方々と協和・協働して欲しいのです。
さて本題ですが、一足早く現地入りすると、ボランティアセンター立ち上げに間に合います。その一角は2日あれば構築出来るでしょう。
ここが問題で、初期段階から着手した方は、引上げのタイミングを見失う事が多いのです。
「構築→起動→運営→運用」と、初期から携わった人が居なくては回らなくなってきます。
だから抜け出られなくなるんです!
まるでアリ地獄の様に、次から次と問題が発生し、解消に向かえば向かうだけ、自分が居なければ…!って根っ子が生えてしまうのです。
結果的に、職を失って「ボランティア難民」となる方も多いのですよ!
一旦始めると抜け出られないのもボラの良さ?!なのかもしれません。
もう一つの理由として、控えの選手が居ない事も挙げられます。
3日従事すれば4日目にはリリーフが居ないと、延々と続けて行かねばなりませんよね。
被災当事者ならまだしも、外核からの支援者とあれば、前項同様、引き揚げたくても戻れない状況となってしまいます。
民防の最終目標ですが、多くの「防災人」を点在させておくことが、この問題解消につながって行くのだと感じています。
防災とは「災いを防ぐ」こと
アナタの町で「民間防災」
今しかできないこと
今だからやるべきこと
こんな世の中だから
やっておけばいいじゃないか。
先を越される前に…。
防災という言葉自体が「堅苦しい」と感じている人が100%です。
そこで様々な角度で切り込んでいける「防災人」を作っているのが「民間防災」です。
A)平時防災・防犯活動
何もおきていない時がポイント!
異常を知るには先ずは正常を知ることです。
B)非常時(有事)活動
テクニカル(知識や技術)な動きが必用!
に分類して
①平素からの警戒パトロール隊や資格・特技・趣味を用いた活動(通信や二輪・ドローンなど)チームの構築
②アウトドア・サバイバル・ミリタリー製品といった装備品の取り扱い
③防災・防犯企業体の構築
といった事業を基に、防災人万人化計画を展開しています。
中でも1995年の阪神淡路大震災時に作った「レスキューオレンジ」の活動服の反響が大きかったことで、防災服・災害服・活動服・避難着の製作にチカラを入れています。
避難着ともなる非常時ユニフォームは、着て寝ることができたり、濡れても乾きが早かったりと、「人は着るもの着ないでは動きようがない。」ということもあって、先ずは着る服を軸にすると、身に付けておくグッズや備えに目を向けることができ、至ところは「災いを気にして生きる」につなげて欲しいのです。
平時防災・緊急時活動・災害時支援活動で何かしたいと思っている方へ
「民間防災」の名称で仕掛けてみましょうか?!
仕掛けづくりと直接活動ができる民間防災の「地方事務局」を立ち上げてみましょう。
①行政区(県単位)では事務局として立ち上げることが可能です。
この時は事務局立ち上げルールに従ってお届けいただき、総合企画室の了承のもと開設運営に向かっていただきます。
②実動体として立ち上げることが可能です。
実動のメインタイトルを取り込んでいただいています。
例えば「災害機動通信隊 金沢」「地域警戒SAKURA 東京23」など
名称活用時の費用について
①設定名称の占有(独占する名称)
②事務局専用トレードマーク類(専用デザイン、権利付きデザイン物など)
身分証・マーク類はデーターにて納められます。
上記の占有項目を得られるのですが、他人へ無断流用するなど無責任行為に向かわれる方が出てきまして、デザイン物には参画する方々の身分確立の役割があり、かつ、デザイン版権もついてございます。こういった条件を考慮して初回にのみ3万円を頂戴し、大切に正しくお使いいただくように改めました。
なお、独立管理制では代表者(登録者)のみの監修となります。
自体内の管理監修は各々のチーム内で行ってください。
【民間防災の起動部門】
民間防災危機管理局【総合企画室】
J-PFEMA[Japan Personal Federal Emergency Management Agency]& Security-Wit Assist Team(直轄活動時)
【総合企画室】は多岐にわたる禍に振り向いてもらうための事業を企画・開発し、展開している「総括事務局」です。
・活動素材の発表
・活動チーム(体)の構築
・装備品などの企画・取り扱い
住民とのアクセス路線をグッズ販売で保つ。
防災・防犯意識昂揚につながるアイテムの販売を通じ、無頓着な方々とつながろうと考えました。この方法で「防災人万人化」へ向かいます。
ただいま金沢事務局、富山県下での事務局を募集中です。
皆様からの活動支援金は
■ゆうちょ銀行
■口座名:民間防災ボランティア
■記 号:13140
■番 号:2059091
にてお受けいたしております。
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