☆プレハブが手に入らない!


1995年1月17日の「阪神淡路大震災」も、2007年3月25日の「能登半島地震」も、2011年3月11日の「東日本大震災」も、ちょうど、「統一地方選挙」の時期で、多くの地方で3月~ゴールデンウィーク手前に実施される事となっていた。

 

この選挙戦に必要なのが、「プレハブ」で作る後援会事務所(後に選挙事務所となる)である。

早い陣営では年末までに立ち上げたり、予約を行っていた。

そんな事もあり、被災地での仮設住宅に使う「プレハブ」建材が極端に手に入らなくなった。

 

業界では、この統一地方選挙を見越して在庫を揃えていたらしいが、これが、裏目に出たのだ。

それと同時に予約を入れられなかった陣営、GW以降の地方選では、選挙事務所用にも手に入らなかった。

志築新島団地 9坪型(淡路島・津名町 1996年6月)

写真、キャプションは「震災発」より

 

阪神・淡路大震災で失われたモノ、残されたモノ、生まれたモノ…そんな記憶を記録します。